半島の先っちょ日記

中年の気ままな日々を綴ります

今年はいろいろと

今年は色々あった。

コロナが世間的にも大きなできごとであるが、仕事以外、家族以外で特に交友関係もなく旅行など外出する趣味もない自分にとってマスクと消毒以外ストレスフルな生活ではなかった。もちろん、同調圧力はものすごく感じたし、高齢の両親に気を遣うことは大変だが常日頃、交友関係を断っているような自分にとって日々感じる否定的な視線が自粛生活という状況のおかげで和らいでいる気がする。ネガティブに捉えると孤立感がより高まったと言えるかもしれない。

転々職をして1年がたとうとしている。前の日記にもあるが厄介さんとはなんとかうまくやれていると思う。不満が無いわけではないが、悪い職場ではないと思っている。宝くじでも当たらない限りまた、10数年はお世話になりたいと思っている。

そういえば、先日前々職場の世話になった方にカレンダーを渡してきた。時節柄、15分程度の滞在になったが、挨拶できた人が多かったので良かった。冗談半分にまた戻ってきてよと言われたが、自然と全否定できた。前職に戻る場所など存在していないことも理解しているし、あの事務所では誰も歓迎しないことを十分に承知している。

なにより新組織となるあの職場の組織図を見た時、トップが定年退職せず新たな役職をこさえているのを見てさすがに引いてしまった。間違いなく良い組織になるとは思えない、そんな場所に戻る価値はないと思う。サービス残業、サービス出勤、持ち帰り残業や恫喝、退職時の話し合いなど、今も時々思い出す腹正しい事、それに対して何もしなかった自分、いろいろ思うがまず、ここらで一区切りをつけたい。

それを思うと、今の職場に出会えたのは幸運だといえよう。30代後半で、資格があるわけでもない自分を選んでいただけたことには感謝のしようがない。また、面接を受けたのが昨年の11月末内定をもらったのが12月の中旬である。コロナが広まる数か月前の出来事だ。運命って言葉を本当に感じた年でもあったなと思う。

年明け2日から仕事だが、あと数日休みを満喫したいと思う。